レタントン通り沿いから、少し奥に入ったところに、
(こういった場所をベトナムではヘムというそうです)
日本の愛すべきソウルフード、牛丼のお店、Gyumeshi-Ya(牛めし屋)があります。
通っていた英会話学校の先生が、おいしいと言っていたので、
訪問してみることにしました。
近くには、少し怪しめのお店もありますが、
牛めし屋もオレンジ色のネオンサインで、負けていません。
店内は、日本のいわゆる牛丼屋に似ています。
カウンター以外にも、少しテーブル席もあります。
メニューに目を通すと、牛丼並盛60000ドン(約300円)、
日本の牛丼相場とそんなに変わりはないです。
あらためて考えてみれば、日本の牛丼280円って、本当に安いんですね。
初回ということで、オーソドックスな、牛丼並を注文。
注文してすぐに牛丼が運ばれてきます。
牛丼は、安くて、はやくて、うまいのが命。
日本ほどではありませんが、思った以上にはやくて、このあたりも日本のソウルをちゃんと受け継いでいるなと感心しました。
目の前に置かれた牛丼は、若干盛り付けが荒いことを除けば、いい感じです。
七味トウガラシも用意してあって、日本のよく見る慣れ親しんだものです。
肝心なお味ですが、一口食べて驚きました。
おお、思った以上に牛丼が忠実に再現されています。
個人的には、日本のものに比べると少し甘めで、つゆだく感はありましたが、
おいしいことに間違いはないです。
遠い異国の地で、まさか牛丼に出会えるとは。
長期滞在者にとって、うれしいお店です。
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